実はあさりって、春が一番美味しいんです。
水温が19~24℃になるこの時期にあさりは産卵するのですが、産卵するあさりはとても身が肥えているそう。
今回は、そんなあさりを使った、少し本格的なコンソメスープの作り方を紹介したいと思います。
用意するもの
あさり(たくさん、鍋に入るくらい)、塩、レモン、白ワイン(カップ1)、たまねぎ、セロリ、にんじん、パセリ、ローリエ、白こしょう
作り方
①あさりを数個手に取り、塩を振って手の中でもみ洗いします。こうすることで表面の汚れを落とします。
②①を2~3回ほど繰り返したら、レモンの輪切り1~2枚のせて、10分ほど水に浸しておきます。レモン汁を少しかけておくとよいでしょう。こうすることであさりの臭みをとります。
③あさりを、水気を切って鍋に静かに入れます。
④あさりの3cm上くらいまで水を入れ、白ワインを入れて強火で3~4分、蓋をして煮ます。
⑤煮ている間に野菜を用意します。玉ねぎ120g、セロリの茎80g、にんじん80gをそれぞれ2~3mmの薄切りにして、さっと水洗いします。パセリは軸を数本用意しておき、ローリエの葉も1枚用意しておきます。これらの野菜は「ミルポワ」と呼ばれる香味野菜で、フランス料理ではスープの元としてよく使われています。
⑥鍋に⑤で用意した野菜を入れ、白コショウを5~6粒振って、途中で少し水を足しつつ、30分ほど煮出します。ふつふつする程度の弱火で煮るのがポイントです。
⑦煮出し終わったら、ザルにキッチンペーパーを敷いて濾します。あさりのコンソメの完成です。
余った野菜はサラダに混ぜて使うことができますし、あさりも別のいろいろな料理に使えますので、捨てないようにしましょう。
まとめ
以上、あさりのコンソメスープの作り方でした。
そのまま飲んでも美味しいですが、このコンソメスープでお味噌汁を作ると、アサリの出汁がしっかりと効いた美味しいお味噌汁になります。
あさりは動脈硬化や高血圧症を予防してくれ、滋養強壮効果もあるそうです。遊び疲れたお子さんや、仕事で疲れたパートナーの方に飲ませてあげたい一品です。
あさりは春と秋が旬の食材ですので、ぜひ作ってみてくださいね。
それでは今回はこのへんで。